→ Abanico
一糸乱れぬ太鼓の大合奏が繰り広げられる様は圧巻！
迫力と繊細さを持ち備えたパーカッション作品です。
今回で３作目となる"Abanico"もこれまでと同様、打楽器のみで構成されている。
例えようの無い無国籍音とでも言おうか、あまねく類を見ない音が混在する中でも本作はどこか“ポップ”さを感じさせてくれる。
独自の視点からのアイデアや根底にある卓越した技がそう感じさせるのではないだろうか。
各地で収録した自然音を織り交ぜたり、生音や"節"にこだわったサウンドは、どこかなつかしさを覚える。
高純度メイドインジャパン。
（MATAM RECORDS）
●3rdアルバムAbanico （アバニコ）について
扇子のことをスペイン語でアバニコといい、ラテン音楽の中でティンバレス奏者が使う”こぶし”のきいたフレーズを効かせることがあります。
扇子を開いた時に生じるたたみかけるような音に似ていることから、そのフレーズがアバニコと呼ばれるようになったといわれています。
1、メリー・ゴーランド
パート1もパート2もほとんど同じ内容なのだがテンポが変わるとイメージはこんなに変わってしまう。その名の通り、めくるめく展開していくリズムワールド。プレイバック！
2、ブーメラン
スピードを増していくことにおいて興奮を覚える人間の欲求に対し素直に表現したリズム、ブーメラン。加速、加速、！でも戻ってきてねっ！
3、ザ・ワン
4つのリズムが直列、最後は仲良く”ザ・ワンっ！”
4、タムタム・コンフェレンス
コンガやジャンベ、互いに違った言語をもちながら調和し、重なり合う。
5、パラダイス・オブ・コンガ
アフリカの太鼓に寄り添うブラジルの妖精、クィーカ。
6、マーチ
パーカッションで行進曲！？
7、ダンス・イン・ジ・エアー
空気のダンスは聴くダンス。
8、アーチ・オーケストラ
アーチ型一弦ギター、ビリンバウのアンサンブル。倍音出てます。
9、ザ・ショート・サマー
海の家の短い夏。内海のやさしい波の音は和歌山産。
●試聴について
現在準備中です。
Abanico（アバニコ） / Ken-i-chi Yamakita
MATAM Records
MAT - 002
￥2,000 ( incl tax )
